何を食べるといいとか、自然のものがいいとか、テレビでやるとうけるから
みんな飛びつくが、すぐダメだと解ると離れて行く。これに一石を投じよう
という本が、3月下旬くらいに「米山公啓・著」ででます。
以前にも、「ひと目でわかる医者にもらって効く薬、無駄な薬」(講談社)
という著書がある。1998.10/15発行だから、今なら新薬も出て、内容も少し
変わる部分もあるが、いかに「無くていい薬」が多いかは解る。
(1998年執筆時点はタミフルが発売されていなかった)
正しい情報ばかりではないので、でっちあげの番組や雑誌にだまされる。
納豆、レタスはひどかったけど。
かなりの医学知識を米山公啓先生の著書で学んだ。
きのうの常識が、今日の非常識になる現実。
傷の治療法が身近な例。乾かせばいいと、乾いたガーゼをあてがって、かさぶた
をはがしてしまい、感染したり、傷跡が残ったりする。
新しい治療法として、ドレッシング法が使われている。傷を治そうとする浸出液
を利用した方法だ。バンドエイド・キズパワーパッドが市販のものとしてある。
形成外科では、もっとお高い(1週間貼りっぱなし)のドレッシング材がある。
なんと100平方cmくらいの面積で1000円する!
普段考えもしない事を見聞きすると、目から鱗である。
一度きりの人生。楽しく生きたいものだ。
ひとつの事象でその人の価値を決めてはいけない。
「坊主憎けりゃ、袈裟まで憎い」は何にもプラスにはならない。
他できっと人のためになっているはず。
ちょっと席を譲ったり、通路を譲ったり、落としたものを拾ってあげたり、
そんな些細なことでも、相手はうれしいものだし。
「ありがとう」は、些細な事でも言う事で、誰も損しない。むしろうれしい。
好きな言葉は「ありがとう」。これは松浦亜弥という遥か年下のかたが、DVDのイン
タビューでおっしゃったこと。自分もそうありたいと思うので、すすんで「ありが
とう」と言うことにしている。