世界初のレニン阻害薬が米国で承認
ノバルティスのレニン阻害薬、アリスキレン(aliskiren、一般名)が2007年3月6日、米FDA(米食品医薬品局)で承認された。レニン阻害薬の承認は世界初で、アンジオテンシンII受容体拮抗薬(ARB)から十数年ぶりに、新しいカテゴリーの降圧薬が登場することになる。米国での商品名はTekturna。
アリスキレンはレニン・アンジオテンシン系の上流で働くレニンの活性部位に結合し、アンジオテンシノーゲンからアンジオテンシンIへの変換を阻害する。1日1回投与の経口薬で、150mgと300mgの2種の錠剤で米国では3月中に発売される予定だ。
米国における臨床試験には6400人以上の患者が参加し、単独での降圧効果に加え、ヒドロクロロチアジド、バルサルタンとの併用で降圧効果が高まることを示した。心血管イベントなど合併症の予防効果についても、大規模な臨床試験を計画中という。日本では、2006年初頭から第III相試験が進行中だ。
レニン・アンジオテンシン系の起点を抑えることで、降圧効果ならびに合併症予防効果がどれほど見込めるか。ARBとの比較や併用なども含め、大きな話題となりそうだ。
*ぎゃむ
控えめにしているが、本当は愛知くらいはGAMツアーに行きたいところ。
地方が楽しめる事はわかっているが。交通費を考えると近場になる。
その前にチケット確保しないとな。申し込み分は当選しないと。(^^;;;